だから何ですか?Ⅲ
いつだってまっすぐで弾いてくるのは素直な感情で。
偽善とか同情なんてまるでない。
どこまでも俺を本心から支持して信じてくれる姿に依存ばかりが深まって。
「・・・・好きだ、」
単純な響きだけどもそれが全て。
「知ってますよ、」
フフッと笑い落とされる響きが唇に直に触れて、細身の体に腕をまわすとゆっくりベッドに押し倒した。
その後の行為は・・・記憶にある。
純粋に愛おしいと思っての欲求。
与えて、与えられて、
求めて、求められて。
必要不可欠な存在だとお互いに示して。
そう・・・・思ってたのは俺の方だけだった?
あの瞬間・・・お前はどんな気持ちで抱かれて俺を感じていたんだろう?
知りたいと思うと同時に確かめるのが恐い。
失った今でも恐い。