不良な彼と恋の契約

君の心に触れてーー。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

誰かに"助けて"なんて、言わない。

助けてくれなくていいのー。

だって、傷つくからっ。

大切な人が、傷つくのは、、嫌なの。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



*類side*


「そんな遠くない筈なのに、どこだよヒカリっ」













「何、遅くなってんだよ!!
お前も母親と、同じだな」








聞こえる罵声。




裏手の公園。





黒い長い髪が揺れた。




「ごめんなさいっ。
遅くなってごめんなさいっ!」






泣いてるヒカリにーー振り落とされる拳。













ーーーーガシッ








「何してんだよっ」










堪らず、男の拳を受け止めた!





< 143 / 455 >

この作品をシェア

pagetop