不良な彼と恋の契約
ホテルにあるパンフレットを眺めた。

「部屋に行って見よう!
行こう、着替えないとだしっ」

ヒカリちゃん。
そうだった。
半乾きなんだった。

肌に服が、張り付いてーー気持ち悪いよ。

チラッ。

ん?
視線をやたら、感じる。


は、首を傾げた。

志貴くんが、仁くんの肘を突いた。

仁くんが、何かに気づいた。

「志貴の貸してくんない?嫌だけど、正直嫌だけどーー服濡れてんだよ」

ん?なんの話?

「リナ、いいかな?」

「うん、想が可哀想だよ。
早くっ!!」

皆、なんの話?

私は更に首を傾げた。

志貴くんが脱いだ制服の上着。
仁くんが受け取り、肩にかけた。



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