不良な彼と恋の契約
「……ひっく、仁っくん」

仁くんに会いたい。



きっと
彼の部屋に行けば最後。


何を、されるか何となくわかる。

だけどきっとそれは、大好きな人と繋がりたい
夢の様なシチュエーションが、、
知らない男の人なんてーーーー
私の心が壊れていくようだ。



登って行く階段、最後の階段を登った彼は
ニヤリ、と笑った。











バン!!










壊れてしまうほど、ドアが揺れた。
揺れた拍子に、舞う埃。



ガチャンーーーー。











「想に触るんじゃねー!!!


取り返しに来たぞ!!」



ねえ、どうして。

あなたは、危険を犯してまで来てくれたの?


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