旦那様からのI LOVE YOU「 雪菜偏」


コートを羽織り大夢に連絡する。

「大夢終わったよ。夕飯なに食べる。」

「ああ‥今日仲間10人来るんだワ。
 鍋するから、雪菜は呼べないよ。
 野郎ばっかしだからな!
    ゴメンな!! 」

「そうかぁ、分かった。」

チョット寂しいけど仕方ない
課長さんにもなると大変!
でもぉ、結婚したら…私も大変
だなぁ会社の人達呼んでパーティー
飲み会、BBQ
嬉しいけど。
未来予想◯をハミングしながら
スーパへGo

ニヤニヤしながら‥ε=ε=

明日ユックリ寝たいから少し食材
を買って帰ろーっと。
フフンフンフンフフンフンルンルン

野菜売り場へ行き、野菜を物色して
いると

若い女の子達が4人で買い物していた。
皆可愛く目立っていて楽しそうだった
耳を済まして聞いていた訳じゃないけど

「ねぇ、知ってる山形課長
 彼女いるらしいよ。」

「エーマジ、私好きなんだよ。


 マジショック!」


ピンクのコートを着て髪の毛
巻いた女の子が目をパチクリして
口を膨らませていた。

 「きっと、頭よくて綺麗で素敵な
  人だろうなぁ!!」

(ん、大夢の事だよね。彼女の
話って、私の事?
雪菜は頬を、ポッと染めながら
 ウッ、素敵でも美人でもありませ
ん。)

 フツーフツーちょっとデカめの
フツー↗
そう 心で呟く。

「なんか総務部の狭山さん?
 って噂もあるし 。」

(ん?)
山形?ってヤッパ、大夢だよね?
課長ってたもん。
ジッ狭山ってだれ‥?
女の子捕まえて聞きたかった。
狭山って誰?



「狭山さんなら、マジ勝ち目
ナイワ。」

24歳位の女の子が、不貞腐れ
ながら呟く。

「だって今日来るでしょう課長の
     マンション。」

「そうそう、女の子って私達に
 狭山さんよ~。」

「もう二人で台所に立ってん
じゃなーい。」

聞き耳立てていた雪菜は
バサリと、ほうれん草を落した。

だって今日は男ばかりだって・・・💦
言ってたじゃん。
しかも、この子達も呼んでるじゃん。
どうみても男じゃ・・・なぃ💦!!
クルクルヘアーの可愛こちゃん。
香水ほのかに香ってるし・・・(怒)

ブッちぎったほうれん草を買上げ、

大夢のマンションへ自然とガニ股
になりドスンドスン‼
と息巻いて早足で向かう。



自然と力が全身にみなぎる。。
くっそお、私とゆう女がいながら
何やってんの!!(怒)
エレベーターを上がっていくと
エプロンをした綺麗なワンレンヘアーの女の人がドアを開けた。
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