俺様上司の甘い口づけ


––––ガシッ


腕を掴まれ外に出ることができない


私「何ですか」

顔を上げたら
泣きそうなのがバレるし

明らかに不自然だろうけど
下を向き続ける

成「なんでお前はいつも最後まで話を聞かないんだ」


私「なんのことですか」


成「…覚えてないならいい」

なんで久しぶりにあったのに
こうもうまくいかないのだろう。

掴まれた腕がだんだんと解放される

私「もう私に構わないでください。
…ご迷惑おかけしませんから」

必死に声を絞り出した。
ほんとは構って欲しくて仕方がないのに

成「そうか。」

どうやら話をわかってくれたらしい
実らない恋にいつまでも期待を寄せても仕方がない

そんなことはわかってる。

だけどもう少しだけ、
もう少しだけ時間をください。

そうこころでおもいながらその場を去った

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