秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
「ごめんなさい。ママ。締日で長引いちゃって…」

「いいわよ。気にしないで。さ、じゃあいつものお客様いらっしゃるから、ミカちゃんのヘルプお願いね。」

ありがとう・・・ママ。ほんといつも下げた頭をあげられない・・・


ホールに入ると、こちらを見た瀧佑介の顔がパッと明るくなった気がしたのは気のせいだろうか?

その日わたしが来るまでヘルプに入ってくれていた新人のアユちゃんに向けていたのは仏頂面だった気がしたけれど…

「瀧さん・・・遅くなりました。」

「ほんと・・・おせぇよ。待ちくたびれたから今日は絶対帰さねぇし。」


「メイさん。いいなぁ。めちゃくちゃお気に入りみたいですね。」

アユちゃんがコソッと耳打ちして、別の席のヘルプに移動していった。


その日終わってから瀧佑介と落ち合うと、すぐにタクシーを拾った。

どこに行く気だろう?
またホテル?かな?
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