カゼカオル
それから約束どおり
毎日学校に行った。

僕は比野さんともう一度向き合おうと
決めた。

そのことを藤田に告げると。

「そうか。お前がいいなら
それでいいんだ。俺は何も言わない
約束だからな。」

なんだよそれ。

これが自分で出した答え。

これが正解だったんだって
思えるようにただ突き進むだけ。
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