クリスマスの夜に
第4話.second xmas.After
長い眠りから覚めた。

 いくほどの間僕は眠りについていたのだろうか?
 10時間? 1か月、1年? 


 目が覚めた時僕を取り囲むように数人の人の姿をうっすらと目にした。

「ようやくお寝覚めになられましたか。矢代先生」

 ここは病院なのか? ベッドの上で俺は静かに目を開けた。
 起き上がろうとしたが体がうまく動かない。

「ご無理をなさってはまだいけませんよ。矢代先生」

「矢代先生? 俺はもう医者を辞めたはずなのに」

「ここは?」
「目覚めたようね」
 俺の視界に彼女の顔が写し出される。

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