世界でいちばん ~最高の愛~
琉架は優しく私にそう言った。

琉架に抱きしめられ少し落ち着いてきた私。

私は琉架に尋ねた。

「ねえ?琉架?」

「ん?」

「さっき一緒に歩いてた女の人て誰?お客さん?」

「ん?さっき一緒に歩いてた女…?」

「あー!あれ?俺の姉貴!近々お前にも紹介しようと思ってたんだ!」

「それがどうかした?」

え?

え?!

なにそれ。お姉さん?!

もっと早く紹介してよもう!

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