兄の溺愛がマジでウザいんですけど……《完》
「もっと、美衣のことよく知りたい……」



誠也は、私の首筋にキスをした。



こんな強引な誠也は見たことない。



誠也のキスは、どんどん首筋から下へおりていく。



「誠也、何するの……やめて」



いつもの誠也なら、私が嫌がったらやめてくれるのに、今日は私の声が誠也の耳には届かない。



誠也は、私の制服のネクタイをほどいた。
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