俺様御曹司は期間限定妻を甘やかす~お前は誰にも譲らない~
「前回の絵本と今日のお礼もしたいし、よかったら連絡先を教えてくれないかしら? ここで再会したのもなにかのご縁だし、よろしければ今度ゆっくりお茶にお誘いしたいわ」
「お礼なんて必要ないです。でも私も百合子さんとまたお話をしたいので喜んで」
フフッとふたりで目を合わせて微笑みあう。
この間初めて出会った時もそうだったが、百合子さんと過ごすととても温かな気持ちになる。
その後、ふたりでバッグからスマートフォンを取り出し、連絡先を交換した。
「おばあ様」
突如割り込んできた男性の声に、先に反応したのは百合子さんだった。
「あら、采斗。早かったわね」
「早かったわね、じゃないです。ひとりで外出されるのはいい加減にやめてください。おじい様が心配しています」
「あの人にはきちんと言付けを頼みましたよ」
「後付けで言われてもどうしようもないでしょう」
どこか聞き覚えのある低い声に、思わず顔を上げる。
この声って、まさか……。
「詠菜?」
「ふ、副社長……!」
驚いて思わず立ち上がる。
その瞬間、一瞬足元がふらついたがなんとか堪えた。
今日の買い物はいつもより身体に負担がかかっているようだが、この人たちの前で倒れるわけにはいかない。
「あら、ふたりとも知り合い?」
「我が社の大切な社員ですよ」
「あら、まあ。すごい偶然ね」
ちょっと待って。
今、副社長は百合子さんをおばあ様って呼んだよね?
おばあ様って……まさか。
「お礼なんて必要ないです。でも私も百合子さんとまたお話をしたいので喜んで」
フフッとふたりで目を合わせて微笑みあう。
この間初めて出会った時もそうだったが、百合子さんと過ごすととても温かな気持ちになる。
その後、ふたりでバッグからスマートフォンを取り出し、連絡先を交換した。
「おばあ様」
突如割り込んできた男性の声に、先に反応したのは百合子さんだった。
「あら、采斗。早かったわね」
「早かったわね、じゃないです。ひとりで外出されるのはいい加減にやめてください。おじい様が心配しています」
「あの人にはきちんと言付けを頼みましたよ」
「後付けで言われてもどうしようもないでしょう」
どこか聞き覚えのある低い声に、思わず顔を上げる。
この声って、まさか……。
「詠菜?」
「ふ、副社長……!」
驚いて思わず立ち上がる。
その瞬間、一瞬足元がふらついたがなんとか堪えた。
今日の買い物はいつもより身体に負担がかかっているようだが、この人たちの前で倒れるわけにはいかない。
「あら、ふたりとも知り合い?」
「我が社の大切な社員ですよ」
「あら、まあ。すごい偶然ね」
ちょっと待って。
今、副社長は百合子さんをおばあ様って呼んだよね?
おばあ様って……まさか。