一匹狼と野良猫。


「え......ずっと起きてたんですか?」

「.....うん」

「ご、ごめんなさい。
邪魔しちゃって.......今からでも」

「あーいや、そうじゃなくて」



大きな手で顔を隠す彼に、疑問を持つ。



「........俺も一応、男だから、」



何処と無く照れくさそうな彼に

どういうことなのか全く分からない。

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