一匹狼と野良猫。


「部屋、行きましょう」

「寝る?」

「..........ね、寝ます」

「一緒に?」

「........一緒に」



そう答えると彼は満足したのか、

んじゃ、部屋行こ。と言って手を引かれる。

引かれるまま、一緒に滉牙さんの部屋へと向かう。



そして、そのままベッドへと引きずり込まれ

ぎゅうっと抱き締められる。



「あー、あったけ」



彼は身を寄せながら言う。

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