一匹狼と野良猫。
滉牙さんは電気を消して
ソファーにドカッと寝そべる。
大きいベッドに1人で眠るのはやはり心細い。
暗闇に目が慣れてきて、彼が眠る方を向く。
........もう眠ったかな。
布団に深く潜ると、滉牙さんの匂いがする。
変態みたい。
あ、滉牙さん
毛布も何も掛けていない。
風邪引いてしまう。
掛け布団を背負う様に持ち、
彼に掛けてあげる為にそちらへ向かう。
すると、何かに躓いた。
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