一匹狼と野良猫。


「クラスの奴らとも随分楽しそうだよね。
なに??

ゆいなは僕だけで充分だよね?
僕の、僕だけのゆいななのに。」

「......お、落し物、を.....渡しただけ、だよ」



恐る恐る彼を見上げるその顔は、

殴り続けた男(父親)に似ていた。



そして、



バキィッ!!!



殴られた。


< 460 / 624 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop