一匹狼と野良猫。


気を使ってくれたのだろう。

また私がフラッシュバックするかもしれないと

考えてくれているのだ。



「そうですか、じゃあその後にでも」

「.........はい?」

「我々はいつでも待ちますので。」

「いやいや!
リハビリ後は体力も消耗しますので、
後日にして頂けません?」

「本日だと何か困るとでも?」

「えぇ、今でも動くのがやっとの身ですから。
退院してからにして頂きたいわ。」

「早めにお伝えする必要があるんです」

「それなら、私が代わりにお聞きします」



お互い譲らない玲花さんと警官。

空気もピリピリと険悪になっていく。

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