一匹狼と野良猫。



「決して......決して!!
あの3人を私は許しません!

今度こそ、私が......この件を終わらせます!!」



婦警はそう言って何か意を決した様に

強く手を握られる。

驚いて瞬きをした。



何故、彼女は他人の私にこんなにも

必死なのだろうか。

大人はみんな、自分は関わらぬように

逃げていくと思っていた。



少しだけ、嬉しかった。

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