生徒会の姫と秘密

リビングまで、お皿を運ぶと...

「おはよ...」

と、言いながら珀がやってきた。

「おはよう。早く、食べよ?」

「あぁ。」

眠そうだったけど、こっちもだいぶ限界なので、早く食べて頂かないとボロが出そう。

朝食を、食べ始めると、ちょっと食べただけでもかなり気持ちが悪かった。

「なんか、芽依の少なくないか?」

やばっ...そんなこと、気づかなくていいのに...

「えー?そう?ちょっと食欲ないだけだよ。」

「ふーん。そうか。」

誤魔化したのが、上手くいってなかったのか、珀は疑わしげにこちらを見ていた。

なんとか、誤魔化せていますように!

それにしても、こんなに食べれないどうしよう。

珀が、いるからなんとか食べないといけないし...


その後、私はなんとか口に押し込んで無理やり食べた。
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