俺のものになってよ
嘘だろ…?
だって、由梨が?
俺に告白した時、あんなに震えていたのに?
受け入れた時、あんなに喜んでいたのに?
「なんで青木くんにしたわけ?」
一人の女がそう口にする。
今すぐここを立ち去りたいのに、足が根をはったように動かない。
「だって、顔どタイプだし。落としがいがあるじゃん?」
「あんた性格悪すぎでしょー」
信じられなかった。
あんな屈託のない笑みを向けていた由梨が、俺を騙してた?
その事実に急激に心が冷めていく。