瞳に太陽、胸に星 ~誤解から俺様アイドルに付きまとわれてます(困)~
あたしの言葉を遮った秋田君に、痛いくらいに抱きしめられた。
苦しいよ。
物理的にも苦しいけど、そうじゃなくて。
眉間にしわを寄せて苦しそうな表情の秋田君を見てしまって、胸が締め付けられる。
「あ、きた、くん」
「お前が大惺を好きで、忘れられないのはもう分かったから」
「ちが……」
「お前はそのままでいろ。目新しいのに次々って移り気な女と違う、一途なお前が好きだ」
「え……」
「前カレなんか忘れさせてやるなんて言ったけど、お前はアイツを、大惺を忘れなくていい。てか忘れるな。俺にとっての大惺は、お前の胸ん中にいる大惺だから。会ったこともねえ弟が、偶然好きになったお前の中にいるってわかって、悔しかったけど、俺めちゃめちゃ嬉しかったんだ」