探偵助手、最後の事件
「最初から分かっていたのなら、すぐに逮捕すれば良かったじゃないですか」
「それは出来ないな。アンタが自分で犯した罪に気づいて認めてもらわないと意味がないからな」
「どうしてですか?私が狂っていたとしても、貴方は捕まえればいいだけでしょう?」
私が尋ねると、刑事さんは懐から2つのモノを取り出した。1つはカシャンと音をたてて私の手首を拘束する手錠。そしてもう一つは一枚の手紙。
「それは出来ないな。アンタが自分で犯した罪に気づいて認めてもらわないと意味がないからな」
「どうしてですか?私が狂っていたとしても、貴方は捕まえればいいだけでしょう?」
私が尋ねると、刑事さんは懐から2つのモノを取り出した。1つはカシャンと音をたてて私の手首を拘束する手錠。そしてもう一つは一枚の手紙。