犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら
私だけが敵対心むき出しで、浅香にとっては都合のいい飲み友だち。
いつから浅香と私はこんな風な関係になったんだろう...。
なんて、考えてみても全く思い出せない。
でも、とにかく私は最初からあの胡散臭い笑顔と余裕をかましながら仕事を勝ち取っていく浅香に対して、ライバル心を燃やしていたような気がする。
まぁ悔しいのは、浅香が私なんて眼中に無いと言っても過言ではない存在なのだろうと言うことだけど、
それは今までの実績がものを言うから仕方ない。
それからウダウダと色んなことを考えて、
なんとも言えない憂鬱な気分で仕事をしていると、あっという間にランチタイムになった
「もりやちゃん、ランチ行こうよ!」
そう誘ってくれるのは、先輩の柳原 美香(やなぎはら みか)さんと白川 美月(しらかわ みつき)さんだった。