犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら
シャルム化粧品が入っているこの複合オフィスビルの2階から5階にわたっては、
カフェやレストランをはじめとして、
様々な分野のテナントが入っている。
もちろん、食堂も完備されているけれど、
オシャレでリーズナブルのカフェは女子社員から人気が高く、いつも賑わっていた。
私たちはその中でも、今日はオムライスが美味しいと評判のカフェに入った。
商品企画部の私たちのチームには私の同期にあたる女子社員がちょうど居ない。
まぁそもそも、商品企画部自体が男性の割合が多いから致し方ないといえばそうなる。
だから、こうして私をランチに誘い出してくれる先輩2人には頭が上がらない。
メニューをすんなりと決めて、ひと息つくと、白川さんが
「もりやちゃん、どう〜?
限定コスメの案件は。
...っていっても、難しいよね?」
と私がちょうどピンポイントで悩んでいる話題をあげてくれた。
「はい...。なんか、どこまで攻めてどこまで守るべきか。といいますか...。
ちょっと加減が分からなくて...。」