犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら



私が何度考えても有り得ないその組み合わせを頭の中で思い描いては、首をブルブルと振った。



「結構、いいと思ったんだけど〜。
まぁ、何かあったらすぐお姉さんたちに言ってよね〜?♡」



と未だに期待モード全開の柳原さんには、苦笑いで返すしか対処法が思いつかなかった。



そんな動揺だらけのランチタイムが終わってオフィスに戻ると、さっきの話がチラついて、右隣の浅香の様子に嫌でも気がとられてしまう。



仕事スイッチが完全に入った浅香の横顔は、正直、誰が見てもかなりカッコいい。



そんな浅香と、私が??



ナイナイナイ!!!



絶対ナイ!!



だいたい、コイツは特定の彼女作るタイプじゃないし?
もし、彼女を作る気になったとしても、私なんて絶対選ぶわけがない!


うん。有り得ない。絶対!



そう思って自分の意見に、うんうんと頷いていると、隣から

「なにやってんの、お前。」


と、変な目で見られてしまった。



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