犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら
「まぁ〜。どうしたの?
そんなに悩みふけった顔して。」
ここまで悩むことが、なかなかない私を、もの珍しい目で見つめて不思議そうにしている美和に私は泣きついた。
「ねぇ。デートってなに...?」
「へっ?!仕事じゃなくてそっちの悩み?!
ちょっと!相手は??なに?デートしたの?」
恋愛相談なんて1度もしたことがなかった私に心底驚いたらしく、私の質問を完全に無視して美和は逆に質問してきた。
「いや、相手というか...。なんて言うか。
なんか、わかんない。全然分かんない。」
全くまともな回答じゃないことは百も承知。
でも、これ以上の答えが思い浮かばない。
相手の顔を思い浮かべると、相当な嫌悪感が溢れてくるし、昨日のがデートだったのかさえも分からない。というより、デートだったなんて認めたくない気持ちがかなり優勢してる。
とりあえず、私はここ3日間の流れと起こった出来事を美和に洗いざらい全て話した。