病み魔女の初恋?はすっごく心配なのです!
第2章 病み魔女は魔女学校へ初登校!

病み魔女さんは魔女学校で入学式

私、病み魔女の亜理桜。
結構人生が楽しくなってきた。
これも、ユズカさんのおかげ…?
なのかな。ありがとう、ユズカさん…

「ふぁ~あ。」

「寝坊はしてないよね?」

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登校
魔女学校に8時30分までに登校

入学式
8時40分から式を始める

下校
12時から下校時間
~׆×~׆×~׆×~׆×~׆×~׆×~׆×~׆×~

「(約)3時間も入学式って、正気かよ魔女学校…」

「あ、行かなきゃ!」

「行ってきまぁ~す!」

「…」

*

バスにうきうきして乗る。
運転手さんもそれに合わせてニコニコする。
あぁ。人間界でもこうだったらいいのに。

「終点、魔女学校~魔女学校でございます。」

「は~い!!」

「おや、お嬢さん。ご機嫌だね。まさか…」
あの時のオーバーリアクションな運転手さん。

「入学式だよ!魔女学校の!」
私はすごくご機嫌で答える。

「にゅ、入学!?魔女学校に!?」
オーバーリアクションで驚いた様子だったが、

「しー、うるさいよ、じゃあね!」
私は運転手に手を振った。

「~♪」
鼻唄をしない人などいないだろう。

「あ、ここかな?魔女学校って。お城みたい。」
城は新しい感じだった。
すごく綺麗だった。

「よぉし。走ろっと!!!」

「~♪♪」
走ると言ったけど、軽くスキップした。

「魔女学校♪魔女学校♪」
人生は捨てたもんじゃない。

「ふふふふ~ん♪」
私は鳥だー!ハハハ☆
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