病み魔女の初恋?はすっごく心配なのです!

病み魔女さんは殺意が沸いてきました。

*

「ねぇねぇ。永利化さん。」

「んー何?ブスの話?」
相変わらずひどいねー
本当にさー
将来が心配だなー…
あーあ…なんでさ。
なんでこの人が世界にさ。
存在するんだろ。

「いいえ。違います。関連性はありますが。」
うんうん。そうだねーあはは。
そうなっちゃうねーあはは。

「あぁ。うん!」
なんでこんなに楽しくいるんだろうねー
なんせ友達が苦しい思いしてるのにさー

「はい…」

「あ!霊ちゃーん!」
チッ…

「あ、永利さん!」

「ふっふふー!部屋が幼稚園と違って、一緒に
ならなかったよねー?」

「うんうん。私も寂しかったよ。」

「そかそか!じゃあ行こー!」
なんだよ。タイミング悪すぎ。
もしかしたら。

「うんうん!久しぶりで楽しみー!」
何がだよ。

「でさでさー、あのブスってさー…」
はぁ。また“ブス”かよ。プスはお前だよ。

「うんうん…」
どんどん遠ざかっていく。

「亜、亜理桜、ちゃん!」
んっ!?

「え?あ、雪音…ちゃん!」

「だ、大丈夫だった?永利化ちゃんと…」
あぁ。心配してくれたんだ…

「別に、へーきへーき。ありがとう。」

「だといいんだけどさ…ちょっと心配で…」
ありがとうね。本当に…
雪音ちゃんが、好きだよ…

あ。ちちち違うからね!
うん!友達としてね!
まぁ私が好きな人できるわけ…

無いよね。うん。本当に。
んなことあったら、絶叫するかな。あは。

もうしそうだったら…?
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