片想いは記憶の中で










だから、その日の夜菫に言ってしまった。



仁くんの事が好きだから取らないでって。


 
菫は幼稚園にたくさんの友達がいるんだから
友達いない私に廉くんや仁くんを私に頂戴って!



菫は1言だけ笑いながら
『笑ってたらみんなよってくるよ大丈夫だよ、って』



そう、それから菫は笑わなくなった。
そして、私達の性格はいれかわってしまった。










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