というわけで、結婚してください!
「ところで、十一時半って、夜のですかね?」

「そりゃそうだろ。
 明け方まで遊び歩いて、昼の十一時半には寝てる女だからな。

 お前もこの屋敷に住んでたら、巻き添い食らって、一緒に連れ歩かれてたかもしれないぞ」

 私は派手に遊び歩くより、夜寝て、朝起きたいんだが……、
と思いながら、とりあえず、離れに行くことにした。






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