絶対俺の嫁にするから~御曹司のイジワルな溺愛包囲網~
「上杉さんは、昔から私が両親に素直になれないことを知っているの。だからこそなんでも両親に話せる強い自分になって、自信をつけてから告白したいの」

「麻衣子……」

こんなの自分のエゴかもしれない。でも両親と向き合えることで、強く鳴れる気がするの。自信を持って上杉さんに好きって言いたいから。

真理愛に私の気持ちが伝わったのか、彼女は小さく息を漏らした。

「だったら同棲しているんだし、胃袋でがっちり彼の心を掴んでおかないとね。いいよね、麻衣子は料理が得意で。私はだめ、苦手なの」

「そうなの? だったら教えようか? 慣れれば誰だってできるから」

「えぇー。私にできるかな」

「できるよ」

最初は微妙な顔をしていた真理愛だけど、私の話を聞き、やる気になったようで目を輝かせた。

「そっか、でも料理ができるって強みだよね。やっぱり結婚の決め手として、料理ができるかどうかは大きいと思うし」

「うんうん、そうだよ」

すっかりやる気になった真理愛は、さっそく今度教えてと急かしてきた。
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