クラスメイトの告白。
数分後、私の部屋に戻ってきた彼は、大きな白い箱を両手に抱えていた。
「箱でかっ! なにが入ってるの?」
「なんだと思う?」
彼は大きな箱を、床にそっと置いた。
「開けてもいい?」
「まだ0時前だけど……いいか。風杏は熱もあるし、早く寝ないとな」
「え? 0時になったらいちばんにおめでとう言ってくれるんじゃ……」
「計画変更。風邪に夜更かしは禁物。もうすぐ誕生日ってことで、いまお祝いしよ」
「でも熱も下がってきたし、全然元気だし、私0時まで起きてられるよ?」
「たくさん寝て早く風邪治さないと。それにもし風邪がひどくなったら、俺が風杏パパに怒られる。いまお祝いして、明日の朝起きたら、いちばんにおめでとうって言うよ」
「2回もお祝いしてもらえるの? わーい」
私が喜ぶと、彼はクスクスと顔をそむけて笑っていた。
「風杏のそういうとこ本当……」
「なに?」
「なんでもない」