霊夢短編集。
ひらひらと蝶々。
月影。

ふと霊夢は月を見つめる。

ひらひらと蝶々。手のひらから。

愛が開いた幻想だ。

それは捕らわれた蝶々の物語。


と霊夢は自身が月に向かう引力を感じる。
蝶々。

夜のやみだった。
月の引力だ。

味わう。


眠り。
その頃霊夢は眠っていた。博霊神社のお布団で。

「では誰が私たちを呼ぶのでしょうね?」と霊夢。
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