再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
元カレに言えなかったこと、少しは伝えられたかな。


あんまり伝わってないかもしれなくても、なんだかスッキリした。


好きだったって、今ごろ気づくなんてね。


後悔というよりかはむしろ爽やか。


「涼真くん、電話終わったよ」


いつのまにかソファに転がっている。


話しかけるけれど起き上がる気配はない。


そっと上から覗き込むと、ぐっすり眠っていた。


ちょっと…安心した。


さっきの初恋話を聞かれてないと思うと、なんだかホッとする。


涼真くんの言動に、ドキドキしたり、そうでなかったり…。


自分だって、さっさと終わらせてよね。


環奈ちゃんがいる限り、身動き取れないんだから。



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