再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
「そうなら、ちゃんと説得しないと」


「何度も話した。理解しようとしない環奈が悪い」


「そんな…気持ちの整理がつかないんじゃない?」


「それにしても、突然ってわけじゃないしな。優しくすればズルズルするから冷たくするけど、わかってくれない」


そうなんだ…。


「あんなにかわいいのに…どこがダメなの?」


「ダメっていうか、やっぱ友達だなって思った。出来の悪い妹の面倒みてるようなそんな感じ」


ええっ…!?


ちょっと衝撃。


まさか環奈ちゃんが?


「頼りなくて、儚げなところが…気にかかって。小さい頃から俺に頼ってくるし、やってやらなきゃって頑張ってたけどさ…なんか、それって好きとは違うよな」


…そうなのかも。


彼氏に頼りたい気持ちはあるけど、あたしならある程度は対等でいたいな。


「他の子と遊んだら、すっげー楽しいってわかって…別れたいって言ったけどダメだって」


「ダメって言われたの?」

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