再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
「元カレ?そんなの俺がすぐに忘れさせてやるって!」


「ありがと。お願いするときは言うね。今は必要ないから」


「ははっ、だからダメって言ったろ。簡単におとせるよーな真凜じゃないって」


涼真くんにそう言われて、烈くんはため息をついている。


「はー。でもまぁ、これからチャンスはあるよな」


「烈くん、気持ちは嬉しいんだけど…突然言われても困っちゃうな」


初対面に近い再会で、どうリアクションをとっていいのやら。


「そうだよなー、烈しつこかったからな。真凜の側にばっか寄ってくけど、適当にあしらわれてたし」


「涼真にはベッタリだったよな」


「まーな、仲良かったな」


「つーか、支配されてた?」


「どーかな」


ふたりで盛り上がってるけど、あたしは笑えない!


< 49 / 348 >

この作品をシェア

pagetop