再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
「転校生の白坂真凜さんだ、みんなこれからよろしく頼むな。席は廊下側の一番後ろ」


自己紹介とかないんだ?


今ちょうど、恥ずかしさでいっぱいだからそれは助かる…。


俯いたまま、後ろの席へと向かう。


空いた席に座ると、先生は再び出席をとり始めた。


俯いて机を見ていたけど、なんだか隣から視線を感じる。


はっ!


「同じクラスだな」


ウソ…。


どうして涼真くんと同じクラスなのっ!?


思わず机を叩いてしまう。


「白坂、どうした?」


ああっ…やってしまった。


また注目を浴び、なんでもないと俯いて首を振る。


「わかんないことあったらなんでも聞いて」


フフっと笑ってるけど…涼真くんの気持ちが一番わからないから!

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