再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
「あ、やっぱそう見える?」


デレーっとしてるし、これだとますます誤解されちゃうから!


「違うの。あたし、白坂真凜っていうの。あたしたち小さい頃に会ったことがあるんだって。わかる?」


好意的に話したつもりだったけど、環奈ちゃんの表情が一気に曇った。


そして黙ってそのまま教室を出て行ってしまった。


「環奈ちゃん!?」


追いかけようとしたら、烈くんに腕を掴まれた。


「やっぱビビってる!真凜ちゃんのこと恐ろしいって」


「そんな人を怪獣みたいに言わないでよ」


「もうあの事件から10年以上も経ってるのにな。しつこいやつだ、あいつも」


「事件ってなに?」


「あっ…ああっ、いや。そんな大袈裟な物じゃなくて…出来事?真凜ちゃんが悪いってわけじゃないし気にするなよ」


「なんのこと?あたしが悪いって、どういうことなの?」


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