住川くんが好きすぎて堪らない
そんなこんなで始業式が始まり、HRが終わり、帰宅の時間になった。
「3時間目で帰れるとかめちゃくちゃ早いね、ラッキー」
「なんか寂しいけどね、あはは」
「何可愛いこと言ってんのよ」
ペシンと下敷きで頭を軽く叩かれる。
だって本当のことだもん。少し寂しい。
「あー、帰る前に! みんな席替えどうするか?」
パンパンと手を鳴らしながら、担任の沢渡先生がみんなに問いかけた。
「今のままがいい〜!」
「は、やだよ俺一番前じゃん」
「後ろがいいなあー」
みんな様々意見を口に出す。
「じゃあ明日の午前のHRで、新しい席と、学級委員と……まあ適当に色々決めるべ。 自分のやりたいこと大体は目安つけておくようにな」
『はーい』
そういうと日誌をフリフリと振って先生は教室を出て行った。