誰にもあげない。私だけのお兄ちゃん♡
黒髪ロングの背の高い女は、私の顔を見て微笑んだ。何が起きているのか状況を飲み込めない私。

え…嘘…お兄ちゃんの…彼女…?
最近帰りが遅くなってたのって、この女に会ってたからなの?私からのメッセージにそっけない返信するようになったの、この女の所為?最近お兄ちゃんがよく笑うようになったの…この女が原因?
私じゃなくて…この女が…

「今日からレアは俺の部屋に住むから。メル、お姉ちゃんが出来て良かったな!」

は…?何言ってるのお兄ちゃん…?

「これからよろしくね。メルちゃん。」
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