誰にもあげない。私だけのお兄ちゃん♡
お料理
「きゃああっ!!」

女は叫んで包丁を避けた。

チッ…うるさい雌豚だなあ…避けんじゃねえよ。

玄関の方へ逃げる女を、私は捕まえ、お風呂場に引っ張った。そして、女を出口から遠い壁の方に突き飛ばした。

「ひっ…や、やめ…」

怖がる女をあざ嗤い、私は一度包丁を仕舞った。
そして、ライターを取り出した。

「あーあ、お料理って大変だなぁ〜。豚を捕まえて焼くことから始めなきゃいけないしぃ〜。」

「……?!」

女の顔は涙でぐちゃぐちゃ。あーあ、惨めだね。
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