君に届け、幸せの魔法



私と瑠梨は飲食店を出て、魔法学校の図書館で魔法の特訓をしていた。その日の夜、私は家で伝えることにした。

「美影、桜。ここに水が入ったコップがあります」

私は、水が入ったコップを机に置いた。美影と桜は、それを無言で見る。

私は魔法をかけて、コップに小さな花束を作り出した。

「すごい!」

桜は、目を輝かせて花束を見る。美影は、私と桜を愛おしそうに見つめた。私は、コップを手に取った。

「美影。私に幸せをくれてありがとう」

美影に花束を差し出す。美影は驚きながら、それを受け取った。

「美影さ。私に言ってくれたよね…『氷翠を幸せにしてみせる』って。私は、幸せになれた。たくさんの愛情や優しさをもらった…ありがとう!」

私は、美影に笑ってみせた。美影の顔が赤くなっている。私は、手をそっと美影の頬に触れた。私の鼓動が早くなる。まるで、あの時みたいに。

「氷翠…ありがとう」

美影は、幸せそうに笑った。桜も嬉しそうに笑う。

そんな幸せそうな私達を、ずっと小さな花が微笑むように見ていた。
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