キミと私のひと夏の恋
ーゆうたー

俺はただその場に立ち尽くしていた。
うなだれ、泣き叫ぶちひろをみている事しか出来なかった

あいつになんて声をかけていいか分からなかった

いや。
かける言葉がなかったんだ。


ちひろ「なあ、なんであいつは死んだんだ?」

みつき「…」


みつきは俯いた


ちひろ「やっぱ、お前の言う通りだったわ」


俺はちひろを見た


ちひろ「俺が中途半端に助けたせいでこんな事になっちまった。俺があいつを殺したんだ。」

「それは違うっ!!!」

ちひろ「なにがちげーんだよ。だってそうだろ?本当は、お前だって分かってんだろ」

「俺には…」

ちひろ「なんだよ はっきり言えよ」

「俺には、分からない。でも、この手紙を読む限りかのんちゃんは、ちひろと出会えた事後悔はしてねーと思う。」

ちひろ「は?意味わからねーよ」

「かのんちゃんはお前と出会えた事が幸せだったんだよ。かのんちゃんは、お前を命をかけて守った。それってすごくねーか?俺には出来ねーわ」

ちひろ「なにが言いたい」

「後はよく、自分で考えろ」

俺は、泣きそうになり病室を飛び出した。
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