濃密に溶かしてあげる
酒のせいで、私の秘めたエロスが疼いて仕方ない

見ないようにしよう

涌き出た欲情を押し込めるように、ビールをあおった

その結果、、、覚束なくなる足

頭はまだしっかりしていたので、家に着くまでは
なんとか持ちこたえれそうだ

自分を奮い立たせて、歩き出す

が、、、

フラフラしちゃう

あー、ダメだ。

琴美も限界だったらしく、牧野くんに寄り掛かって
歩いてる

主任はタクシーを拾ってくると、先に外へ出た

「おい、しっかりしろよー。竹井」

牧野くんに何度も声を掛けられてる琴美は無言で
頷くだけ

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