あの日の約束
家に着くとお父さんがいた

いつもは遅い時間に帰っているお父さん


なんで今日に限ってお父さんがいるのだろう…


いつも通り…いつも通り…

真麻「あれ、なんで、お父さんいるの?仕事は?」


父「今日は早く終わったんだよ


それよりお前部活は?」


いつも通りに振舞おう

そう心で決めていてもいざお父さんの顔を見ると目から一通の涙が目から零れた


父「…真麻?」

真麻「ごめん。ごめんね…お父さん」


私はお父さんに謝ることしか出来なかった


そんな私を見てお父さんは戸惑いながらも背中をさすってくれた


その暖かい手の温度に私は更に泣いた

父「どうしたんだ?真麻…何か学校で辛い事があったのか?」

真麻「違うの…私今日学校に行ってないの…」

父「それなら…制服着てどこに行ってたんだい?」

真麻「………」


父「大丈夫。お父さん怒らないからさ。

ゆっくりと教えてくれないか?」


真麻「あのね…今日私ね…病院に行ったの…」



泣きながらお父さんに病院に言われたことをそのまま言った




父「そ、そんな……」


お父さんは床に崩れ落ちた

そんなお父さんを見て心がズキッと痛んだ…

でも…私は…

















真麻「お父さん、私延命措置を受けたくないの…」
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