あの日の約束
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拝見、黒川 斗真様

あなたがこれを見ているということは私は今
あなたのそばに居ないんだね…

覚悟はしてたけど…やっぱり辛いや

これから書くことはきっとあなたに向けて最後のメッセージになるからちゃんと読んでね



まずはあの日斗真が私に『好き』って告げた日

あの日私が斗真に『別れて』って告げた日

きっと斗真を傷つけたよね…ごめんね

私さやっぱり臆病だから斗真をおいて逝く覚悟がなかったんだ

私ね、死ぬのが怖くないの…

ううん、違うな…

怖いけど…

それよりも人に迷惑をかけて生きることしか出来ない人間に成り下がる方が怖かった

だからあの時の私は斗真から逃げることしか考えれなかった


けどね優しい斗真はそんな狡くて卑怯な私をそれでも『好きだ』って言ってくれた


あの時本当に嬉しかった。それに

『あぁ、この人から逃げ続けるなんて無理だな』

って悟ったの


あなたと一緒に過ごす日々は本当に楽しかった


もう死ぬことしか待ってない真っ黒な私の未来をあなたはカラフルに塗り替えてくれた




何度も自分に負けそうになって諦めようとした事もあったけどあなたがそばにいてくれるだけで私に力が湧いて来ました

本当にあなたは心強かった…




ねぇ、斗真…

あなたは今どうしてますか?

私がいなくなってあなたはどう過ごしてますか?


斗真ってさ…優しいの、有り得ないくらいに優しいの


だからね、きっと私のせいであなたは壊れているんじゃないの?


ごめんね…斗真を1番傷つける行為をしてしまって


だからさ、私は責任を取るって言ったらおかしいけど…これから道に悩んでどうしようもなくなった時私が傍に入れるようにここに私の最後の言葉を記していきます
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