ツインタワー





「ひつこく俺に付きまとってくる女がいて、今日の朝は俺の家まで来たんだ。だから、俺には今彼女がいるから無理だって話したんだ。時間かかっちゃって……。ごめんな???でも俺、本気でまいが好きだから。女にちゃんとわかってもらいたかったんだ。」






まいの目には沢山の涙が浮かんでいた。






「………仁くん、わかった。もういいから。大丈夫だよ、あたしは仁くんだけだから……。」




けっしてまいは怒らないんだ。




いつも俺を信じてるからって言ってくれる。






俺、もっとまいを大切にしなきゃ。







こんなにも人を愛せるなんて……。







俺も、まいだけだからな???






「まい今日のところは俺、帰るわ。でも俺あきらめないからな!!!」





俺たちがそんな会話をしていたらそう言って光毅くんってやつは帰っていった。






「……あいつ、いいやつだな。」






まいの事好きとか言ってたけど。






悪いけど、まいは絶対に渡さないから。






俺の横でまいがニヤニヤしていた。






「……まい、車乗って???」






「うん!!!」
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