またきっと君を好きになる。
10月17日(水)
事故の翌日、ともの病室の前にはお巡りさんが来たんだよ。
ともが大好きな、制服を着て働く人たち。
事故の様子とか、加害者のトラックの運転手の人の話を伝えに来てくれたんだ。
おじさんもおばさんも、「今はそんな話聞きたくない」って。
無理もないと思う。
俺だって、あとからそれを聞いて怒りが湧いた。
ふざけんな、今する話じゃないだろ。
加害者なんてどうでもいい。俺の大切な人の命の光が、今にも消えかかっているというのに。