偽りの甘い罠
ずっと
容態も落ち着き、酸素マスクも外れた頃。

青柳からあの人が逮捕されストーカー規制法により、
厳罰が下るだろうと言われた


「そっか、、、」
「それから、仕事はどうする?一応休職扱いにして
もらってたんだけど。」
「うん、ありがとう。あとは自分でやるよ。色々と、
ごめんね、、、」
「いや、、このくらい当然だ。お前を守れなかった
んだから。」
「それは間違ってるよ。いつも、助けてもらってた。
どんなときも支えてくれていたし、そばにいてくれた
それだけで私は守られていたよ。」

青柳はふっと目元の筋肉を緩め、眉を下げた



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