叶わなくてもいいから、恋したい。
二人と別れ、ようやく翔輝の家に着いた。

「お邪魔します。」

どうやら誰もいないようだ。

勝手にあがっていいのかな?

ま、いっか!

「翔輝?」

翔輝の部屋を開けるとベットに翔輝が座っていた。

「久しぶり……」

見た瞬間、涙が出てきた。

久しぶりに会った翔輝はテレビ電話のよりずっといい。

何倍もカッコいい。

三年ぶりに彼氏と会えた。

そう思うと涙が止まらなかった。
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